1996 WGP CHAMPION MACHINE
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HONDA NSR500 Michael Doohan |
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Repsol Honda |
このNSR500Vの登場で、本家のNSR500も安閑としていられなくなり(ホンダ同士の戦い。他メーカーは何をしているのか・・・)、4気筒NSR500もコーナリングスピード及びコーナー出口からの脱出スピードを高める改良が施されたのである。そのための変更点として、フロントフォークのインナーチューブ径を43mmから46mmにアップし、剛性と作動性を高めたフロント周りとした。エンジン吸気系はラム圧過給システムが見直され、エアボックスが20cm近く下側に移動し、吸入口からキャブレターまでの距離が短くなり、スロットルの操作性を向上させている。 エンジンは、水冷2ストローク逆回転1軸クランクシャフトの112度V型4気筒クランクケースリードバルブ方式。位相同爆式は変わらず、サブラジエターが追加装備された。シャシーに関しては、フロント周りは上記変更した以外にスイングアームを新設計している。アルミツインチューブフレームに倒立フロントフォーク、スイングアームは両持ち異形アーチ型であるプロリンク。全長2,010mm、全幅600mm、全高1,080mm、ホイールベース1,400mm、車重130kg。ホイールは前後とも17インチ。 |
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